このシリーズ、長らく放置となり中級以降は中々書かずにいましたが、
腰を上げて書いていきたいと思います!
中級も幅広いですが、ここで言う中級前半はクラシックの教本で、ツェルニーの30番、ソナチネアルバムやソナタアルバムを弾いているくらいを想定しています。
後半になると、ツェルニー40番に入りショパンのワルツやノクターン、シューベルトの即興曲、モーツァルトやベートヴェンのソナタに入るくらいでしょうか。
(こう考えると曲のレベル分けって難しいですよね。)
ここまでくると、様々な曲が自分で譜読みできるようにもなってくるけど、少し難易度の高い曲だとレッスンでの助けが欲しいなぁーと言うところかな、と思います。
好みのジャンルによりかなり、振れ幅が大きくなってきますが、今回は分かりやすい曲でご紹介していきます。
では見ていきましょう!
【中級前半】
●カノン/パッヘルベル
●映画『戦場のメリークリスマス』より
メリークリスマス・ミスターローレンス/坂本龍一
北野武監督、デヴィット・ボウイ主演の映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲として知られる、世界の坂本龍一作曲、不動の有名曲です。
若きデヴィット・ボウイが美しい!
●ノクターン嬰ハ短調 遺作/F・ショパン
こちらも映画『戦場のピアニスト』で挿入されている、ショパン作曲の一曲。
ショパン独特のニュアンスとメロディーのレガートと歌い回しが初級からのステップアップ!
お手本にするなら間違えなし、
巨匠アシュケナージのショパン
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●トルコ行進曲/ W・A・モーツァルト
誰もが一度は耳にした事のある、結構難しそうにも聞こえるし、案外簡単そうにも聴こえるこの曲。
曲全体を見ると、3つのメロディーで構成されており、リズムはシンプルなので譜読みは案外簡単。なのですが、両手がオクターブになるところ(軍隊の太鼓が鳴っているように聴こえます)が手のフォームがしっかりしていないと弾きにくいのが悩みどころ。(手が大き方は簡単なのかな??)
16部音符が続くところも、ぴったり音が均一にハマりながらも滑らかにならないといけないのでそこが難しいところ!
ただ、盛り上がるとこ間違いない曲なので「何か一曲披露したい!」という方にはオススメです🎵
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●夢想 フォーレ
あまり有名ではないですが、まったり系の曲がお好きな方に🎵
フォーレはドビュッシー、ラヴェルの少し前の作曲家。ドビュッシーが学生時代、音楽学校の先生だったかな?(違うかも)
その時代特有のちょっとムーディでオシャレな和音が使用されており、ドビュッシー好きにはおすすめです。
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●映画『ハウルの動く城』より
人生のメリーゴーランド/久石譲
ジブリの中でもこの曲は珍しく3拍子のワルツ。壮大で人生のようにグルグルと回るようなイメージですが、ワルツ特有の回転する感じを出して弾くのがちょっと難しいく、また意外と使用されている和音がピアノだと弾きにくい。(連弾だと簡単なのに、、、笑)
最後の転調も華やかで、発表会でも大変映える一曲です!
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